1 : 特選冷やしカレー生卵付き ★[sage] 2017/01/16(月) 22:13:12.12 ID:CAP_USER9.net
国際会計事務所のデロイトによると、世界でのアナログレコードの年間売上枚数は今年4,000万枚に達する見込みだ。
市場規模は2000年以降で初となる10億ドル(約1,150億円)の大台に乗る可能性があるという。
この数字は今の基準で見ると驚くべきものだが、レコードは最盛期にあった1981年には年間10億枚以上のアルバムが売れていた。
新品アナログレコードの売上は今年枚数・金額ともに7年連続となる2桁成長を達成する見通しだが、音楽市場
全体の規模は約150億ドルになると予想されており、うちレコードの割合は6%にすぎない。
筆者はレコード愛好家の心理を探るべく、映画予告編制作会社モブ・シーンの音楽ディレクターで熱心な収集家
のトドリック・スポルディングに話を聞いた。
37歳の彼は、毎日レコードを聴いている。
コレクションは新品・中古合わせて2,000枚に及ぶが、これでも「控えめな」方だと彼は語る。
他の収集家の中には、1万枚以上を集め、ディスコグラフィーも完璧にそろえ、特定のレーベルのレコードを
すべて入手している人もいるという。
スポルディングにとって、アナログレコードが他のどの音楽媒体よりも優れている理由は数えきれないほど
あるが、中でも特に大きいのは、音の再現度と情緒性そしてレコード鑑賞体験が持つ儀式的な側面だという。
「レコードを聴くということは、物理的な行為。棚に移動してジャケットからレコードを取り出し、
片面が終わったらひっくり返して続きを聴く、という能動的な行為だ。アレクサにスポティファイのプレイリストを
再生するよう命じるのとは違って、自分が直接動く必要がある」
レコードの魅力は未来の世代にも伝えられていくのだろうか?
スポルディングの息子のサリンジャーは、7歳にして自分専用のプレーヤーとコレクションを持っており
レコード市場の成長の展望を感じさせる存在だ。
今、レコードプレーヤーは入手しやすく初心者でも入り込みやすい環境にある。
アナログレコードの魅力は、唯一無二のものだ。
日本では今もCDが絶大な人気を誇っているが、カセットやCDにレコードと同じ風情があるとは思えない。
年長世代に昔の思い出をよみがえらせ、若い世代には新鮮な体験を与えるタイムカプセルとなるレコードは、
あらゆる世代をノスタルジアの旅にいざなうことができる。
(一部抜粋)
http://forbesjapan.com/articles/detail/14865/2/1/1
続きを読む
市場規模は2000年以降で初となる10億ドル(約1,150億円)の大台に乗る可能性があるという。
この数字は今の基準で見ると驚くべきものだが、レコードは最盛期にあった1981年には年間10億枚以上のアルバムが売れていた。
新品アナログレコードの売上は今年枚数・金額ともに7年連続となる2桁成長を達成する見通しだが、音楽市場
全体の規模は約150億ドルになると予想されており、うちレコードの割合は6%にすぎない。
筆者はレコード愛好家の心理を探るべく、映画予告編制作会社モブ・シーンの音楽ディレクターで熱心な収集家
のトドリック・スポルディングに話を聞いた。
37歳の彼は、毎日レコードを聴いている。
コレクションは新品・中古合わせて2,000枚に及ぶが、これでも「控えめな」方だと彼は語る。
他の収集家の中には、1万枚以上を集め、ディスコグラフィーも完璧にそろえ、特定のレーベルのレコードを
すべて入手している人もいるという。
スポルディングにとって、アナログレコードが他のどの音楽媒体よりも優れている理由は数えきれないほど
あるが、中でも特に大きいのは、音の再現度と情緒性そしてレコード鑑賞体験が持つ儀式的な側面だという。
「レコードを聴くということは、物理的な行為。棚に移動してジャケットからレコードを取り出し、
片面が終わったらひっくり返して続きを聴く、という能動的な行為だ。アレクサにスポティファイのプレイリストを
再生するよう命じるのとは違って、自分が直接動く必要がある」
レコードの魅力は未来の世代にも伝えられていくのだろうか?
スポルディングの息子のサリンジャーは、7歳にして自分専用のプレーヤーとコレクションを持っており
レコード市場の成長の展望を感じさせる存在だ。
今、レコードプレーヤーは入手しやすく初心者でも入り込みやすい環境にある。
アナログレコードの魅力は、唯一無二のものだ。
日本では今もCDが絶大な人気を誇っているが、カセットやCDにレコードと同じ風情があるとは思えない。
年長世代に昔の思い出をよみがえらせ、若い世代には新鮮な体験を与えるタイムカプセルとなるレコードは、
あらゆる世代をノスタルジアの旅にいざなうことができる。
(一部抜粋)
http://forbesjapan.com/articles/detail/14865/2/1/1